「遊びたい。飲みたい。いろいろやりたい。
そんなんで優勝できるわけないですからね。
勝ちたいんだったら野球をやるしかないんです。」
この有名な言葉、ご存じでしょうか?
この言葉は日本ハム時代の22歳の時の大谷翔平選手の言葉です。
当時、日本ハムでは毎年、開幕前に主力選手から1名を選び、選手たちの前で、「今年はこうやって戦おう」という決意表明を話させていました。
そこで栗山監督は高卒4年のプロ経験、22歳ながらも前年、投手で10勝4敗、防御率1.86、打者で打率3割2分2厘、わずか382打席で22本のホームランを放ち、大活躍した大谷翔平選手を決意表明に抜擢。
中田翔選手を初め、そうそうとした先輩達が居並ぶ中、22歳の大谷翔平選手がかけた言葉がこれです。
大先輩たちがいるなかで、強烈に野球に打ち込まず、遊んだり飲んでいたり、女性にかまけていたりした同僚を強烈に𠮟責し、鼓舞したこの言葉。
大谷選手は本当に純粋にすべてを野球にかけているのでしょう。
だからこそ、世界で唯一といえる存在になれたんだと思います。
先週、潰れそうな会社の経営者と面談しました。
大谷選手の話をしました。
そして、次のように伝えました。
「遊びたい。飲みたい。いろいろやりたい。
そんなんで黒字転換できるわけないですからね。
黒字にしたいんだったら、経営者自らが、毎月、100件挨拶訪問をやるしかないんです。」