①死亡保障
契約者などがが死亡された際に保険金が支払われる保障。
これが人に迷惑をかけないという生命保険の本質。
会社が借りたお金を、社長が万が一の時、家族に負の財産として相続されます。
この問題に気付いていない経営者、意外と多いんです。
相続連帯保証債務対策として生命保険で備えることで、万一の際に大切な妻や子供に債務を相続せずに済むのです。
②強制貯蓄
まとまったお金を確実に貯めたい場合、 貯蓄では困難、理由は簡単にお金を引き出せてしまうから…。
解約時に解約返戻金を受け取ることができる生命保険は、毎月(もしくは毎年) 一定の金額が預金口座から自動的に引き落とされるため、強制的に貯蓄をすることができます。
その貯めたお金を引き出すには多少の手間と時間が必要。
したがって、貯蓄よりもお金を貯めるという点で優れていると言えるのではないでしょうか？
企業においては、特に役員退職金のような多額のお金を積み立てる手段として有効的。
③税引き前積立
保険商品にもよりますが、預金口座から引き落とされた保険料は、保険積立金として資産計上する分と、保険料として固定費に計上する分とそれぞれ分けて会計処理します。
資産計上した分は簿外で積み立てられ、契約によっては支払った保険料とほぼ同額もしくはそれ以上の解約返戻金を受け取ることができる場合もあります。
ただし、解約返戻金のうち資産計上した保険積立金を上回る部分は、雑収入として利益に加算されるため、その用途(目的)を検討する必要があります。
生命保険契約は長期間にわたる契約となりますので税引き前積立は、多額の積み立て手段として有効なのです。
