決算書の『悪の三勘定』

とは…貸付金、立替金、未収入金のこと。

私が決算書を見て「悪の三勘定」を発見したら、真っ先に単刀直入に以下のように伝えます。

『金融機関が、本業の発展のために貸してくれたお金を、役員が個人的に会社から借りちゃっているという事は、迂回融資と判断されますよ。銀行が一番嫌がる行為です。』…と。

経営者が公私混同している、仮に5千万円の役員貸付金があったとして、純資産が3千万円の会社だと、実質、この会社の実態は2千万円の債務超過になってしまうのです。

実際に「会社の金は自分の金」とばかりに使っている社長もいました。

ありえない話です。

決算書が悪い原因は、基本的には二つしかありません。

①赤字か?

②お金の使い方の間違いか?

です。

お金の使い方について特に中小企業オーナーは、適正に自社を見てくれる信頼のおける第三者が必要だと思います。

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