運送業のA社長のお話。A社長は2代目社長で、トラック所有は30台前後。
主に飲料水を運ぶ仕事をしているそうです。
ある日、社員さんから、「2週間後に会社を辞めたい」と言われ、会社の規定で1ヵ月間働いてから退職してくださいと伝えました。
その2週間後、東京の弁護士事務所から郵便物が届きました。
その社員さんが残業代未払い分2年間で7,770,000円を支払えという文章。
思い起こせば、その社員さんから「就業規則をぜひ見せてほしい」と言われ見せたことがあったそうです。
結局、裁判をすることになりました。
弁護士に言われたのは「この裁判は100%負けます。妥協点を見つけるだけです。」と。
結論は2,500,000円で決着がついたそうです。
その後、社会保険労務士と一緒に就業規則をきちんと作り直したようです。
今、このような問題があちらこちらで聞こえてきます。
やるべきことをきちんとやっておくこと、そして何があっても資金ショートしないように利益を出す仕組みを常に考えていくこと、
できることは全てやるという気構えで経営していくことが大事です。
経営者の皆さん、できることは全てやっていますか???