
今朝の新聞を見てどきっとしました。
ある程度の予想はできていましたが…
教育で人を育てて国を豊かにする!
日本の経済成長を支えたのは、人材育成に力を入れてきたからでしょう。
その人材の育成の改革を怠っているうちに、世界との差が開いてしまったようです。
博士号取得者数がこの10年でアメリカもドイツもイギリスも韓国も中国も増えているのに対し、日本は減少しているという調査結果があります。
円安になり、技術力や人材育成でも世界にどんどん抜かれているのが現状のようです。
「日本経済が成長しないのは、中小企業が多いから」
「伝説のアナリスト」として知られるD.アトキンソン氏は、これまで日本経済を30年にわたって分析してきました。
そこで、低成長、低賃金、低生産性、人口減少など、日本のさまざまな問題をつきつめていくと、結局いつも「非効率な産業構造」に突き当たったと…。
「それは『中小企業が多い』ということです。
正確に言うと、中小企業の中でも非常に小さい企業で働く人の割合が高いのです。
この比率が日本では異常なほど高いのです」
日本の中小企業は、全企業の99.7%を占めて357万社もあります。
「日本の技術力を支えているのは小さな町工場だ!」
「中小企業が元気になれば日本経済は復活!」
なんて話が長らく「日本人の常識」となってきました。
「従業員250人以上の企業で働く人の割合」が50%~30%という水準の国を見てみますと、アメリカ、ベルギー、ドイツ、オーストラリア、デンマーク、フィンランドと、日本よりもはるかに生産性が高い国が並んでいます。
生産性向上とはとどのつまり、「企業の規模を大きくして、賃金を上げていく」という「数字」の戦いなのです。
だから…
中小企業が弱いと言われないよう
社長が弱いと言われないよう
利益が出ない中小企業多すぎと言われないよう
中小企業の経営者を強くする活動をしているのです。
支援者が弱くては出来ません。
まずは支援者である私自身が強くなるために、勤勉努力と実践継続をしています。