D社の話。
業種は卸売業、BtoBの仕事。つまり、会社から仕入れて会社に販売する形です。
そういう仕事を卸売業といい、粗利率は10%~15%が一般的です。
(中には5%なんていう会社もあったりします)
令和2年のD社の粗利率は15%でした。
年間売上1億円×15%=粗利益1,500万円。
人件費や光熱費などを差し引いてギリギリの経営状態。
そこで…BtoCへ変革。
直接、お客様に売れるように、(なるべく経費をかけないで)お店を出し、ありとあらゆることに挑戦。
そうしたら… 令和3年のD社の粗利率は30%に。
コロナ禍で売上減になったにもかかわらず、年間売上6千万円×30%=粗利益1,800万円。
人件費や光熱費などを差し引いて利益が出ました。
『コロナ禍で業者からの注文が激減して焦っていました。
しかし、BtoC戦略に変革し徹底的に活動したことで、最終的に財務改善出来ました。
いつも叱咤激励してくれるので気が抜けませんでしたが、財務改善できて本当に良かったです』