一緒に財務を学んでいるOさんから聞いた話です。
約10年前、40代の男性(Aさん)が転職したいと言っていたので(Oさんが)A社を紹介しました。
飲食業のカウンターの仕事でした。
もともと何事も一生懸命取り組む方だったので、その会社のお役にたつだろうと思い紹介しました。
約1年後、こ社長賞をいただいたようです。
スタッフの中でも1番の接客対応が良かったということで評価されていました。
役職にならないかという声も上がっていました。
しかし役職になっても給料が月15,000円しか上がらない。
役職の大変さから比べれば上がる金額少ないと感じていました。
そんな時、Aさんの友人から
「わが社で事務職を募集している。良い会社なので面接だけ受けてみないか?」
という声がかかりました。
仲の良い友人からの誘いだったので、面接だけでもと思いその社長にお会いしました。
面接して…会社の雰囲気、社長の思い、そしてお給料と勤務時間などを聞いてびっくり。
会社によってこんなにも違うのか!と感じ、とりあえずの面接だったのが心が大きく揺れ動きました。
(退職届を出したら、何度も何度も説得されたようです)
そして半年後、入社。
入社1年後、退職金の積み立てまでしてくれることになりました。
~この会社は、社長が誰よりも学び続け、自己資本経営を目指し、財務内容のとても良い会社だったようです。
良い人材が集まる会社にするためには、この社長のように、
自ら学び、金の残る経営をやり続け、社員に少しでも多くの給料を払い、退職金積み立てまでやってあげられる
そんな会社を目指し実現していくことが大事です。
私のクライアントにもそんな会社があります。
社員さんはやりがいを求めていますが、お給料や勤務時間などの会社の対応も求めているのです。
自分が社員だったら?と考えて、理念財務経営を実行していく会社。
そんな経営者のサポートをこれからもしていきます。