ある本で学んだ内容No.3

日本の貿易赤字が過去最高に

2000年代に入って膨らむ貿易赤字額、今年初めて3兆円を超える見通し。

新型コロナウィルスの国内ワクチンの開発は遅れていて、

輸入に頼っているのが現状。

技術力の世界のトップを走っていた日本であったが、今では医薬品などで世界に遅れをとっている。

なんとかしないと日本企業の存在感がさらに薄れていってしまうのである。

金融検査マニュアルの廃止バブル崩壊後…

不良債権を的確に把握し、資産価値の下落という要因を引き当てに反映させることで、金融システムの安定化を図ってきた。

そのために金融検査金融検査マニュアルを作り、ひたすら貸し出し先が実質債務超過がどうか?

貸し出しが担保・保証により保全されているか?などを検証してきた。

そのことで、担保・保証への過度な依存、ビジネスモデルの理解不足、目利き能力の低下など、金融機関の中小企業に対する深堀がほぼなされてこなかった。

真の中小企業を救うために、金融庁は2019年12月、金融検査マニュアルを廃止。

融資をするにあたって、担保・保証からの回収可能性だけでなく、将来のキャッシュフローに基づく返済可能性にも着目して、中小企業の継続発展に貢献しようという動きになってきた。

事業性評価への取り組み強化…

金融検査マニュアル廃止後の信用リスク管理を考えた場合、取引先法人をよく知るということが最重要なのである。

企業経営の本質経営とは…

自分のお金と銀行など他人のお金を何に使うか?

このことを深く考え、最終的に利益を最大化することを考えていくことがベストである。

貸借対照表と損益計算書…

損益計算書=1年間の事業を反映していること

貸借対照表=設立当初からの事業の蓄積のこと

この2つについて日ごろから深く考えている経営者は黒字になっている確率が高い。

経営の目的は売上だけではなく利益、まずは粗利益を増加させることを考えるべきである。

売上高が増加したが粗利益が相対的に減少するというケースもたまに見かける。

採算管理こそが粗利益増加の達成手段、毎月、月次残高試算表をチェックする機能も大事である。

利益に貢献しない固定費が存在することが問題で、固定費が増加しても粗利益が増加していれば頃は安定している。

固定費と粗利益のバランスをチェックすることも大事である

※私は今、中小企業支援士として活動しております。

今日も明日も明後日も、学び続けて知識を知恵に変えて貢献してまいります。

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