財務状況がどんなに良い会社でも、どんなに悪い会社でも、重要なことが1つあります。
それは、何か分かりますか?
それは…
経営者の“覚悟”!!!
財務状況の悪い会社の経営者に会うと、私は、
「出来る事をすべてやりますか?
出来る事をすぐにやりますか?
出来る事をスマイルでやりますか?
その覚悟はありますか?」
と最初にお聞きします。
「やります」という答えだから、一緒に財務状況の改善に向けて歩み始める事が出来るのです。
You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.
『馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない』
ということわざです。この言葉はイギリスのことわざです。
馬が水を飲むかどうかは馬次第。
人は他人に対して機会を与えることはできるが、それを実行するかどうかは本人のやる気次第、“覚悟”であるという意味です。
ある人が、馬に乗った後に水をあげようとしてバケツに水を入れて持って行ったのに、馬は「いらない」と頭を上げて飲まなかった…
人間でも同じで、例えば子供にも無理やり「勉強をしなさい」とたくさんの教材を買い与えても、子供に勉強する気がなければ全く効果がないですよね。
中小企業経営も同じ。
成果を出すには、経営者本人のモチベーションを上げて“覚悟”を持たせることが大事。
本人の“覚悟”があるかないかで、1年後の数字が全然違ってきます。
数字が追い付かないのは“覚悟”が足りないから。
まだまだ“他人事の経営”をしているのです。
“自分事の経営”をする“覚悟”があれば、必ず、数字が結果として現れます。