何かを変えたいなら、まずは自分を変える事から始めるべきだ。
今日、私たちが頂上に登るために役立ったことが、明日には、真っ逆さまに転落する原因になることもある。
もし仮に、日本で国債金利が上がり始めたら・・・
1)日本の国債残高が多額であるが、新型コロナ対策でさらに増加
2)普通国債残高は(2019年度末の886兆円から)2021年度末には990兆円へと100兆円以上増加
3)現在、日銀によって年限が10年までの国債利回りは0%程度に抑制されている
4)利払い費は残高の1%未満に抑えられている
5)米国では2021年10月に約31年ぶりの高インフレを記録
6)市場は2022年の利上げ開始を
7)今後もインフレの状況等によっては、米国の国債利回りに上昇圧力がかかってくる
8)これまで20年以上も物価の低迷に苦しんできた日本
9)そう簡単にインフレになるとは思わないが…
10)2030年度に10年国債利回りが1.4%になるベースラインケースでは、利払い費は9兆円台半ば
11)2030年度に10年国債利回りが2.7%に上昇する成長実現ケースでは、利払い費は13兆円程度
12)内閣府試算では、経済成長によって利払い費の増加以上に税収が増え、それによって財政赤字が縮小する姿が描かれている
13)しかし、仮に経済があまり成長せず、十分な税収が見込めないままに金利が上昇すれば‥
14)利払い費の増加で財政が大きく圧迫
15)大規模な経済対策を打ち出し実行
16)財源として国債が発行されるため、国債残高はさらに増加
17)財政再建の旗が降ろされたわけではなく、金利がすぐに上昇するわけでもないが、日本の財政が金利上昇にますます脆弱になっている