“あたりまえ”を“ありがたい”に

部下の行動を承認しようという上司の話…

上司の方から私に、よくある質問…

「部下を、いいところを探して褒めようと思うのですが、なかなか良いところが見つからないのですよ」と。

そういう方には、

「何か期待以上のことがないと褒められないと思っていませんか?

実はあたりまえのことをあたりまえにしてくれるってすごいことなんですよ」

とお話しします。キョトンとされる方が結構います。

「考えてみてください。

赤信号で止まる、こんな常識も皆が守るから交通事故は防ぐことができるんです。

なんと素晴らしいことではないでしょうか?」

「例えば三交替制の工場勤務。

現場の夜勤開始直前に欠勤の電話があったとします。

急な電話なので代替要員の確保もできない。困った!」

「給料払っているんだから出勤するのは社員として当たり前、

でも、それって実はとてもありがたいことですよね。

このように考えると、部下の行動を見る目が変わりませんか?」

とお伝えします。

親孝行!したいときには親は無し!

という言葉がありますが、“あたりまえ”を“ありがたい”に変えて、生きていくことが自分の幸せにつながっていくのではないでしょうか?

今月、家族に対して、社員に対して、○○に対して、1人でも良いから、1か月取り組んでみませんか?

私は、妻に対して取り組みます。

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